父親を超えて行け!!
同族経営は中小企業は多い。
父親やその兄弟が壁となって超えられず、
ジリ貧になってゆくケースも少なくない。
私のところへ相談に来て、そこからが長い。
親世代は新しいこと、変化を望まない。
口では前向きな言葉をいうが、足が出ない。
息子さんは正常な危機感を持っていても、親を説得出来ない限り
前に進まない。
右肩さがりの売上・利益=そのたび役員報酬を下げているケースもあった。
共通しているのは右肩下がりの衰退業種であること。
いずれ消えるか極めて小さなマーケットになることは分かっていても。
今生きていれば、もしくは自分の代はまだ大丈夫???
そんなことは変化は速いに越したことはない。
僕は社長交代を40代前半を推奨している。
自分より年上の部下や古参の役員との対応など学ぶことが多い。
衰退業種で尚且つ変化を拒んでいる企業は、
結局、僕らコンサルタントを納得して入れる気持ちがないと上手くは行かない。
僕も受けるかどうかは会社の雰囲気次第。
変化を拒んでいる所に変化を提案しても、結論が出ないか長引く。
機会損失の極み。
闘え、次期社長!!
おかゆになるな、おにぎりの米粒になれ 若き人へ
社会の悪しき論理にクタクタに煮られて自分を失ったのが、おかゆだ。
おにぎりの米粒は握られていても、きちんと自己の存在を主張している。
つねに属する家庭・組織に責任を持つということである。
(童門 冬二氏)
「週刊東洋経済」2015.1.24号
