自分には何もできないとか、
自分では役に立たないとか、
よく謙遜の言葉を
耳にするけれど、
それは謙遜の名を
借りた責任回避でしょ。
自分から、そして、
できることから
始めようっていう勇気と
覚悟を持ちなさい。
相馬雪香さん言葉
(2008年11月逝去)
(憲政の父と言われた尾崎行雄氏の三女)
私自身何度か相馬先生に
お会いする機会を得て、
90歳も超えて尚、
凜とした姿やこの国を憂う強い思い
聞く人の心を揺り動かす力があった。
今の日本は表面的には平和で概ね穏やか日々をおくっている。
底流に流れる暗い静かな流れはどんな色で、
何処へ流れていくのだろう。
東日本大震災の際、日本人のメンタリティには世界から賞賛を受けた。
辛抱強く、整然とした行動など
私自身もその辛抱強さに感動した。
でも、国が何とかしてくれる時代は
終焉を告げようとしているとき、
皆さんは何処まで寛容いられるのだろう。
平和と高度成長の中で、最後は国が何とかしてくれる。
そんな国や行政への信頼は
ほころびが目立つようになってきた。
今は未来のこの国、子や孫のために
変わるべき時が来ている気がする。
個々人が何を変えることができるか、
考えてみるといいかも知れない。