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2008/10/17 "中川財政・金融大臣の金融機関トップへのお願い" 去る15日、中川金融・財政大臣が大手行や地域金融機関のトップを呼んで会談をして、「貸し渋り」に対する情報を受けて、中小企業に対する融資の円滑化を要請しました。 ニュースの中でインタビューに答えていた大手行の頭取は、「若干誤解を与えるような対応があったかもしれない。今後対応に注意する」という主旨の発言していたように思う。 正直、中小企業向けの政府のデモストレーションにしか見えなかった。 かつてのようなに強い批判を受けた「貸し渋り・剥がし」と同じ轍を踏まない巧妙さが今回の「貸し渋り」の特徴というのはいいすぎだろうか? メインバンクの意味が単なる借入の一番多い銀行というような意味に近くなっている気がする。 土地の下落で担保評価が減っているなどのことを言って貸出を渋ったり、他行や政府系金融機関から借入できないですかなどと、自行での貸出を極力抑えようと思える事例を見聞きする。金融庁の指導に関わらず、相変わらず担保主義から脱却できない金融機関の現状もある。 金融庁も政府もついこの間まで「貸し渋り」はないと言っていたのに、銀行からお金は出ない。倒産件数は増加一途、2005年の2倍を上回るペースになっている。 『赤字でも企業は倒産しない。』お金がないから倒産する、だから黒字倒産という言葉もあるのだ。売上低迷の要因はあるが、やはり「貸し渋り」Or「信用収縮」は間違いなく存在するのである。 確かにアメリカ発の世界同時株安や不況は、先行きの不透明感は理解できるし、自分にも銀行の考え方は多少理解できる。 でも本当にそれでいいのだろうか?数十兆円の公的資金大半の銀行が受けて絵、そのお陰で今も存続している銀行もある。今のアメリカ・欧州のように、 そして、それは国民の税金から払われてもの。 そして大手行の大半が法人税を長い間払っていない。 社会の公器としての責任を果すのは、このような危機的なときではないのかと思う。竹中さんが公的資金を導入するとき、人間といえば血液のようなもので体の隅々まで、栄養や新鮮な酸素を送る役割をしているというようなことを言っていたと思う。 何を青臭いこと言われるかもしれない「男気」を見せる所はないのかと憤りさえ思う。「義を見てせざるは勇なきなり」ということわざを思い出した。今、積極的に融資を行う勇気があれば、多いに評判は上がることだろう。 外資に多額の資本参加をする余裕もあるところもあるのだから。 今の日本は株式相場の乱高下の中で、みんなが疑心暗鬼と先行き不安の中で息をひそめているような気がする。夜の街の静かだとタクシーの運転手さんも嘆く。物価高→消費低迷→企業業績悪化→貸し渋り→倒産→失業増加→消費低迷というような負の連鎖に入っている。 改正貸金業法の影響でノンバンクは、銀行からの資金調達ができなくなり、そして金利も下げなければならないので、大幅に貸出件数が減っている。 暗いことばかり書くなと叱られそうですが、麻生さんのように元気を出そうという掛け声にも、その根拠がない。 アランの言葉ではないが、「悲観主義は気分、楽観主義は意思」と言われても意思の力はある程度そう思える「何か」が必要だと思う。その何かが銀行の円滑な融資だと思うのだが、栄養分・新鮮な空気を日本に回してほしい。 コンサルの癖で起こりうるリスクを出来る限り想定して、それにどう対処するか企業経営も家計のリスク管理も共通点はある訳です。 『利究からのお知らせ』 10月11日のTBSの報道特集と15日の日本テレビの「ニュースZERO」に中小企業の 貸し渋りや中小企業を取り巻く不況をテーマに取材を受け、先に書いた日付に放映されました。 少しでも中小企業の危機感・貸し渋りの影響を伝えられればいいとの思いで、取材をさせていただきました。 『メールマガジンも発行しています。』金融情報に興味のある方是非そちらもご覧下さい。きっと何かが・・・」 “元銀行審査役の眼”利究の「中小企業金融経営研究所」こちら是非一度ご覧下さい。きっと銀行取引や経営上でのヒントがあると思いますよ。(こちらは金融情勢や経営の話など実践的な話だけを書いています。) http://www.melma.com/backnumber_162510/ 銀行に評価される決算書や財務改善策を知りたい方は 元銀行審査役利究 融資の道も決算書次第 http://www.mag2.com/m/0000272534.html 当ブログ内に掲載されているすべての文章の無断転載、転用を禁止します。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「銀行に冷たくされたときの実践交渉術」文芸社 須藤 利究 1,100円+消費税 を刊行しました。 中小企業経営者の方や財務・経理担当にきっとお役に立つと思います。 審査部10年、営業店融資9年、通算2万件以上の決算書を審査。 広範囲の業種を担当し、金融庁の本検査、信用格付、自己査定マニュアル作成 に主力メンバーとして参加した経験と銀行サイドの見方をお届けします。 “金融の世界で20数年のノウハウと最新情報を満載” www.rikyu-cs.ecnet.jp s440723@sirius.ocn.ne.jp BY RIKYU(利究→検索) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
by rikyu1357
| 2008-10-19 20:22
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