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「倫理観乏しき国」の寒い現実 2008.10.02 『何から何まで真っ暗闇よ。筋の通らぬことばかり』なんて鶴田浩二さんの歌が 唄っていたと思いますが(不確かな記憶が違っていたらすいません。)、 今まさにそんな感じに世界も日本も変わろうと…企業にして見れば、材料・仕入価格は 上がる、社会保障費負担は増える。 取引先も上場企業としても、安心して入られない。返って黒字倒産まであっては 事前調査も何処まで信用できるのかと思う。アメリカを見ていると余計そう感じます。 懲りない面々というか、もちろん一部の不心得者だが、これだけ「食」に関する多くの 問題噴出しているのに、汚染米や事故米を儲かるという理由で売っていた。 まさにKY君です。 空気が読めいない人々というか、事前に検査日程を知らせてくれるし、接待もしていたし, 役人とうまくやっているからばれないと思ったのか、農水省の検査も100回近く何もなく 過ぎれば、業者「ばれなきゃいい」という感覚にもなってしまうのかも知れない。 人の口に入るもの、、多く流通経路を通じ、学校・病院迄材料にも入っていたらしい。 お金のために汚染だろうが、事故米だろうが、売っていた訳だ。業者だけの問題で済ませてはいけない気がする。 中国のことをとても非難できない気がする。 療養病棟は大幅に減らされ、家での介護?この核家族化された社会に余りに矛盾と負担が 大きすぎる。入院できなくて自宅介護で、息子さんが会社を辞め介護に当たっている ケースを某テレビ局の特集で見ました。他人事でない気がしました。 この頃医者のなり手は減り、小児科、外科、産婦人科などリスクの高いところへは希望者が 減っているそうです。(訴訟リスクが高くなり、リスクを避けたいのでしょうね) どこかの大学病院では、その内視鏡の手術経験ないのに、好奇心や過信で一人の方が 亡くなられました。こんなことは論外です。医局制度に対する批判もありますが。これも 日本の危機です。 日本の8月の貿易収支が26年振りに赤字になりました。 輸出の不振、バブル崩壊「失われた10年」の時でさせ、輸出は黒字だったということです。 日本のビジネスモデルにひびが入りつつある予感に捉われます。 官僚制度については、もう何年前から改革・改革と叫ばれていますが、いたちごっこ で、正直本当に改革できるのか?する気が本気であるのか疑ってしまいます。 本当に悪しき慣習の上で、営々と築かれた官僚の本丸は容易に崩せないでしょう。でも、優秀な官僚たちが回りを見て、日本の財政状況などからこれじゃいけないと 自分たちの既得権益を守ることから、そろそろ自己改革する発想がないようでは 本当に倫理観を疑わざるを得ません。 食糧自給率40%を切っている日本。G8でだんとつに低い数字です。 農業後継者は皆働きに出て、土日農業が主流になっています。規模が違うだけ 家庭菜園化しているとも言えます。お米を使ったうどん。アンパンなどがこの所 開発されていますが、一度減反政策で休耕田になったものを戻すには5~10年という 長いスパンがかかります。 田植え前の田んぼの土を触ってみたことがありますか?小石ひとつない柔らかい 滑らかなプリンのような感触がするのです。 世界に眼を転じて見ると、大変なことが起きています。リーマンショック、メリルリンチ の救済、AIGグループのFRBの支援、住宅ローン不良債権の政府買取り、 5兆円基金で投信保護など金融安定策を打ち出しながら、 全米4・6位の銀行の破綻や救済は続いています。相互不信で市場にお金の出し手も 細っています。、 住宅価格の下落に歯止めはかからず、まだ終息のメドは立ったとは言いがたい 状況です。ニューエコノミーなどと持て囃されたのが、ついこの間です。 ブッシュ大統領が75兆円規模の公的資金の導入は、党内の反対やウォール街の金持ち への公的資金導入反対のデモなどで、金融安定化法案下院で否決、上院では可決に なりそうな見通し(日本経済新聞10月2日夕刊を参考)のようです。この遅れが大きな 問題とならなければいいですが、時間とタイミングは重要です。 グリーンスパン前FRBもう議長が「50年か100年に一度の事態」という 予測が現実味を帯びてきています。 脈略のない話になってしまっていますが、先日国際線のパイロットの方が 永年同じ場所を写真に撮り、環境の変化が一目でわかる写真をテレビで見ましたが、 北極圏などの雪・氷の溶けかたの写真はその昔の写真との対比だけで危機感を 持つのに十分な迫力がありました。 温暖化でヒマラヤの氷も溶けており、このままだと大洪水の恐れもあるようです。 この万年雪も飲める淡水の一部です。アルピニストの野口健さんも心配していました。 書けば、思い起こせば、まだ問題は山積です。 統計を見れば20代の守りの姿が覗けます。貯蓄意欲が高く、無駄遣いを余りしないようです。 将来に明るい展望がなく、「不安」「不信」だらけでは、無理もありません。 『利究の雑感』 9月29日発売の週刊 ダイヤモンド10月4日号「倒産危険度ランキング」の59ページに 私の中小企業に関するコメントが掲載されています。宜しければご覧下さい。 実感としてこれほど上場企業が倒産する年は最近ありません。帝国データバンクと契約 して携帯電話に倒産速報をメールで送ってもらっていますが、この1~2ヶ月このメールが ならない日がありません。 景気・消費は低迷、地価下落、貸し渋りときては倒産しなくてもいいような企業まで、 疲弊していってしまいます。早く本当に実効性のある経済対策を深く考えるより、まず 始めてください。 当ブログ内に掲載されているすべての文章の無断転載、転用を禁止します。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「銀行に冷たくされたときの実践交渉術」文芸社 須藤 利究 1,100円+消費税 を刊行しました。 中小企業経営者の方や財務・経理担当にきっとお役に立つと思います。 宜しければ是非、ご一読いただければ幸いです。気楽に質問・ご意見を 下記メール宛お送り下さい。 審査部10年、営業店融資9年、通算2万件以上の決算書を審査。 広範囲の業種を担当し、金融庁の本検査、信用格付、自己査定マニュアル作成 に主力メンバーとして参加した経験と銀行サイドの見方をお届けします。 “金融の世界で20数年のノウハウと最新情報を満載” http://www.rikyu-cs.ecnet.jp s440723@sirius.ocn.ne.jp BY RIKYU(利究→検索) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
by rikyu1357
| 2008-10-02 11:08
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