そもそも金融が円滑に回っているのだろうか?
日銀金融緩和策を講じても、市中には回らず
銀行は国債保有残高を増やすのみ。
金融が円滑になっていないのに「金融円滑化法」の
梯子を外すのは如何なものか?
もう少し経済が回復してからでいいではないのか?
国債とて満期償還分と財政の不足分を新たに発行している。
リ・スケジュールと何らの変わらないではないのか
と言う穿った見方も出来る。
(反対意見もあるでしょうが(^o^)/、
中小企業は銀行融資以外に調達手段がないのです。)
こんな国家財政にしてしまった責任の
一端が財務省にあるのは否めないのではないでしょうか?
リ・スケジュール先の銀行の不良債権化を防ぐということは、
銀行を守る為に、
中小企業の多くが破綻の危機に
なることは痛痒にも感じないのであろうか?
2年以上ずっと利息だけしか払ってない先が
急に元金を払えると思っているのだろうか?
確かに再建の可能性の低い企業もあると思う。
安直に廃止すると資金不足になり、
社会保険料の一時的流用や
社員10人未満の源泉の特別徴収などに
未払いが生じる可能性だってある。
経過的緩和措置を金融検査マニュアル(中小企業融資編)
に載せることを強く期待する。
兎にも角にも、現場の大変さを一度真剣に見て欲しい。